子宮腺筋症
子宮腺筋症は、子宮の内側にある子宮内膜の組織が、子宮の筋肉の層(子宮筋層)の中にできてしまう病気です。
本来、子宮内膜は子宮の内側だけに存在するものですが、子宮腺筋症では、子宮の筋肉の中に迷い込んでしまうことで、様々な症状を引き起こします。
子宮腺筋症の症状について
子宮腺筋症の症状は、個人差が大きく、全く症状がない方もいらっしゃいます。
- 月経痛の悪化
- 経血量の増加…レバー状の塊が出たり、夜用のナプキンを頻繁に交換しなければならなかったりするほど、出血量が増えることがあります。
- 貧血
- 不妊
- その他・・腰痛、性交痛、排便痛、頻尿、便秘など
子宮腺筋症の原因について
子宮腺筋症の原因は、まだはっきりと解明されていません。
子宮腺筋症の治療法について
子宮腺筋症の治療法は、症状の程度や、妊娠を希望するかどうかによって異なります。
手術が必要だと考えられる場合には管理施設へご紹介させていただきます。
鎮痛剤や、ホルモン剤(低用量ピル含む)、黄体ホルモン放出子宮内システム、GnRHアゴニストなどで治療を行います。
子宮腺筋症についてのよくある質問
Q1. 子宮腺筋症は、放置するとどうなりますか?
A1. 子宮腺筋症を放置すると、生理痛や経血量の増加がさらに悪化し、日常生活に支障をきたすことがあります。また、貧血が進行したり、不妊の原因となったりすることもあります。早期に適切な治療を受けることが大切です。
Q2. 子宮腺筋症は、自然に治ることはありますか?
A2. 子宮腺筋症が自然に治ることは、ほとんどありません。閉経を迎えると、女性ホルモンの分泌が減少し、症状が軽くなることがありますが、根本的な解決にはなりません。症状がある場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けることをお勧めします。
Q3. 子宮腺筋症と診断されましたが、妊娠を希望しています。どうすれば良いですか?
A3. 必ずしも不妊になるわけではありません。妊娠を希望される場合は、ホルモン治療が行えませんので、月経痛や月経過多が強い場合には、早期の妊娠を目指して不妊の検査や治療を行うことをお勧めする場合があります。
