妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群の既往がある方
妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群の既往がある方へ
ふじ産婦人科・内科では、過去に妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群を経験された方の、その後の健康管理や将来の妊娠に向けたサポートに力を入れています。妊娠中のこれらの病気は、出産後も長期的な健康リスクを高める可能性があるため、定期的なチェックと適切なケアが大切です。当院では、内科と産婦人科が連携し、患者様一人ひとりに寄り添った、きめ細やかな診療を提供しています。どうぞお気軽にご相談ください。
妊娠糖尿病の既往がある方のリスク
妊娠糖尿病は、妊娠中にはじめて発見または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常のことです。出産後は血糖値が正常に戻ることが多いですが、将来的に2型糖尿病を発症するリスクが高まることが知られています。そのため、出産後も定期的な血糖値のチェックや、生活習慣の見直しが重要になります。
妊娠高血圧症候群の既往がある方のリスク
妊娠高血圧症候群は、妊娠中に高血圧を発症し、蛋白尿などの症状を伴う病気です。出産後は血圧が正常に戻ることが多いですが、将来的に高血圧症や心血管疾患を発症するリスクが高まることが知られています。また、腎機能の低下を招く可能性もあります。そのため、出産後も定期的な血圧測定や、生活習慣の見直しが重要になります。
当院の診療について
ふじ産婦人科・内科では、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群の既往がある方を対象に、以下の診療を行っています。
- 内科と産婦人科の連携による総合的な健康管理
- 詳細な問診と検査によるリスク評価
- 個別の生活習慣改善指導
- 将来の妊娠に向けたアドバイス
- 定期的なフォローアップ
当院では、患者様一人ひとりの状況に合わせた、きめ細やかな診療を心がけています。気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群についてのよくある質問
Q1. 出産後、どのくらいの頻度で検査を受けるべきですか?
A1. 妊娠糖尿病と診断された場合は、出産後6〜12週頃に一度、75gOGTT(ブドウ糖負荷試験)を受けることが推奨されています。その後は、年に1回程度の定期的な検査をお勧めします。
Q2. 妊娠糖尿病の既往がありますが、次の妊娠で気をつけることはありますか?
A2. 次の妊娠を計画する前に、必ず医師に相談してください。妊娠前から血糖値を良好に保つことが重要です。また、妊娠初期から定期的な血糖値のチェックが必要になります。
Q3. 妊娠高血圧症候群の既往がありますが、次の妊娠で気をつけることはありますか?
A3. 次の妊娠を計画する前に、必ず医師に相談してください。妊娠前から血圧を良好に保つことが重要です。また、妊娠初期から定期的な血圧測定や尿検査が必要になります。
院長より
ふじ産婦人科・内科では、過去に妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群を経験された方の、その後の健康管理を非常に重要視しています。これらの病気は、出産後も長期的な健康リスクを高める可能性があるため、早期発見と適切なケアが不可欠です。 当院では、内科と産婦人科が連携し、患者様一人ひとりに寄り添った、きめ細やかな診療を提供しています。生活習慣の改善や、将来の妊娠に向けたアドバイスなど、トータルでサポートさせていただきます。どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。