メニュー

排尿痛・頻尿/残尿感

排尿痛・頻尿/残尿感について

排尿痛、頻尿、残尿感は、多くの方が経験する可能性のある症状です。これらの症状は、日常生活に不快感をもたらすだけでなく、背後に何らかの疾患が隠れているサインである場合もあります。

排尿痛の原因

排尿痛は、排尿時に感じる痛みや不快感のことで、原因は様々です。女性に多い原因としては、膀胱炎や尿道炎などの感染症が挙げられます。これらの感染症は、細菌が尿道から侵入し、膀胱や尿道で炎症を起こすことで発症します。また、性感染症であるクラミジアや淋病なども排尿痛の原因となることがあります。

頻尿の原因

頻尿は、排尿回数が増加する状態のことです。一般的に、日中の排尿回数が8回以上、夜間の排尿回数が2回以上の場合に頻尿と診断されます。頻尿の原因も様々で、水分摂取量の増加やカフェイン、アルコールの摂取などが挙げられます。また、利尿作用のある薬を服用している場合も、頻尿になることがあります。

その他、膀胱炎や過活動膀胱、糖尿病なども頻尿の原因となることがあります。膀胱炎は、膀胱の炎症によって膀胱が過敏になり、頻尿を引き起こします。過活動膀胱は、膀胱が自分の意思とは関係なく収縮してしまう病気で、急な尿意や頻尿、尿漏れなどの症状が現れます。糖尿病は、血糖値が高い状態が続く病気で、多尿や頻尿を引き起こすことがあります。

残尿感の原因

残尿感は、排尿後にも尿が残っているように感じる状態のことです。残尿感の原因としては、膀胱炎や尿道炎などの感染症、神経因性膀胱などが挙げられます。膀胱炎や尿道炎は、膀胱や尿道の炎症によって排尿機能が低下し、残尿感を起こすことがあります。神経因性膀胱は、神経系の病気によって膀胱の機能が損なわれる病気で、排尿困難や残尿感などの症状が現れます。

排尿痛・頻尿/残尿感の治療法

排尿痛、頻尿、残尿感の治療法は、原因となる病気によって異なります。感染症が原因の場合は、抗生物質などの薬物療法を行います。

当院では、患者さんの症状や原因を詳しくお伺いし、最適な治療法をご提案いたします。また、生活習慣の改善やセルフケアについてもアドバイスさせていただきます。例えば、水分を十分に摂取することや、カフェインやアルコールの摂取を控えること、規則正しい排尿習慣を身につけることなどが挙げられます。これらのセルフケアを実践することで、症状の緩和や再発の予防につながることがあります。

院長より

排尿の悩みは、なかなか人に相談しにくいものだと思います。当院では、産婦人科と内科を一つのクリニックで診療できる強みを生かし、女性特有のお悩みから、内科的な疾患まで、幅広く対応しております。排尿痛、頻尿、残尿感といった症状は、女性の場合、婦人科系の疾患が原因となっていることもあります。当院では、産婦人科医と内科医が連携し、総合的な視点から原因を特定し、適切な治療をご提供いたします。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME