HPVワクチン接種
HPVワクチンは、子宮頸がんをはじめとするHPV(ヒトパピローマウイルス)感染症を予防するための大切なワクチンです。当院では、皆様の健康を願い、HPVワクチンの接種を積極的に推奨しています。HPVワクチンは、特に若い世代の女性にとって非常に有効な予防手段であり、将来の子宮頸がんリスクを大幅に減らすことが期待できます。秋田市の皆様が安心してワクチン接種を受けられるよう、丁寧な説明と安全な接種を心がけております。子宮頸がん予防の第一歩として、HPVワクチン接種をご検討ください。
HPVワクチンで予防できる病気や症状
HPVワクチンは、主に以下の病気や症状の予防に役立ちます。
子宮頸がん
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる特定の型のHPV感染を予防します。子宮頸がんは、女性のがんの中でも比較的若い世代に多く見られ、早期発見・早期治療が重要です。HPVワクチン接種により、子宮頸がんのリスクを大幅に減らすことができます。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは、性感染症の一種で、外陰部や肛門周辺にイボができる病気です。HPVワクチンは、尖圭コンジローマの原因となる特定の型のHPV感染を予防します。
その他HPV関連のがん
HPVは、子宮頸がん以外にも、膣がん、外陰がん、肛門がん、一部の口腔がんや咽頭がんの原因となることがあります。HPVワクチン接種は、これらのHPV関連がんのリスクを低減する効果も期待できます。
HPVワクチン接種についてのよくある質問
HPVワクチン接種について、患者様からよくいただく質問とその回答をご紹介します。
Q1. HPVワクチンは、何歳から接種できますか?
A1. HPVワクチンは、通常、小学校6年生~高校1年生相当の年齢の女性を対象に定期接種が行われています。当院では、対象年齢以外の方でも接種可能ですので、ご相談ください。
Q2. HPVワクチンに副作用はありますか?
A2. HPVワクチン接種後、注射部位の痛みや腫れ、発熱などの症状が出ることがあります。重篤な副作用はまれですが、気になる症状が現れた場合は、すぐに医師にご相談ください。
Q3. HPVワクチン接種後も、子宮頸がん検診は必要ですか?
A3. はい、HPVワクチン接種後も、定期的な子宮頸がん検診を受けることが重要です。HPVワクチンは、すべての子宮頸がんを予防できるわけではありません。検診とワクチン接種を組み合わせることで、子宮頸がん予防の効果を高めることができます。
当院でおこなっているHPVワクチンの診療について
当院では、患者様一人ひとりの状況に合わせた丁寧なカウンセリングを行い、HPVワクチン接種に関する不安や疑問を解消できるよう努めています。ワクチンの種類や接種スケジュール、副作用について詳しく説明し、納得いただいた上で接種を受けていただけるよう心がけています。
当院では、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の2種類を取り扱っております。患者様の年齢やリスク、ご希望に合わせて最適なワクチンをご提案いたします。